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【不動産登記】住所変更を自分でやってみた

2024-02-28

こんにちは

今回は購入した家に住んで早1年。
ずっとできていなかった登記の住所変更を司法書士に頼まずに自分でやってみたので
その経験についてメモ。

誰かの役に立てばと思い。

不動産登記の住所変更について

私は建売の新築戸建てを購入したのですが
不動産登記については引っ越し前の前住所(購入時の住所)で登記しました。

引き渡し後に住民票を新住所に移し、
そのあと家&土地の登記についても新住所にまた変更しなければならないのですが、
それがずっとできていませんでした。

今までは不動産登記の住所変更はやったほうがよいけどすぐにやらなくても、、、
というような温度感?だったのかもしれませんが(ちょっと家を買ったのが今回が始めてなのでわかりませんが)
令和3年の不動産登記法の改正により、令和8年4月までに、不動産を所有している場合の住所や氏名の変更の登記申請が義務化されます

↓法務局のホームページに説明があります。

https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/page7_000001_00017.html

この登記の住所変更、司法書士さんに依頼するのが一般的かと思いましたが
依頼料がもったいない!ドケチな私は自分でやってみました!

あと、自分でやることで世の中の仕組みとかを知ることができるのが楽しいかなと。

以前自分で自動車の車検証の所有権解除と住所変更などもやってなんとかできたので、今回もできるかなと
その記事は↓


不動産登記(オンライン申請)の住所変更の流れ

オンライン申請には専用ソフト(申請用総合ソフト)のインストールが必要になります。
法務局のサイトでインストールしましょう。

インストールとIDの登録が終わったら申請ですが、
申請方法の流れの詳細については申し訳ないですが、
↓のサイトがめちゃくちゃ参考になるのでこれを見てください!!

じゃあこの記事の必要性は!?って感じになるんですが、私が引っかかったポイントを何点か記述しておきます。

共有名義の場合の対応

私の場合、妻と私で50%:50%の土地と家屋の名義変更でした。

住民票の添付ではなくて住民票コードを準拠として入力したのですが
当初私1人の住民票コードのみを入力したら、足りないので補正申請をしてと電話がありました。

なので夫婦2名の共有名義を変更する場合には
住民票コード欄に、改行で2行に分けて私分と妻分と2名記載しましょう

xxxxxxxxxxx (夫の名前)
xxxxxxxxxxx (妻の名前)

↑上記の記載でいけました。

あと、妻の委任状が必要でこちらは郵送してほしいとのこと。
電話で聞いた担当さんあてにレターパックライト(青)で送付しました。

委任状のフォーマットは
↓法務局サイトの10)登記名義人住所・氏名変更登記申請書(住所移転の場合)の中にある記載例ファイルに例がありましたのでそれを使用。
https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/minji79.html#11

また、今回の変更結果を書面で受領したい場合は合わせて返信用のレターパック(赤)も送付してほしいとのことだったので、
レターパックライトの中に、レターパックを2つ折りにして入れて、委任状と併せて送付しました。

このへんもオンライン申請できたら完全にオンラインで済ませられたのに、ちょっと残念。
今後の改善に期待。

署名の付与について

作成した書類に署名を付与するときなんだけど、マイナンバーカードを使って署名を付与する必要がある。

PC用のICカードリーダーは持っていませんでしたが、
PCとandroidスマートフォンをBluetoothで接続すると、スマホをカードリーダー代わりに使用可能とのこと!

公的個人認証サービスっていうので個人認証するんですが
JPKI利用者ソフトっていうのをPCとandroidにインストールすると使える。
↓以下のサイトでダウンロード可能

https://www.jpki.go.jp/download/howto_win/settings.html

ダウンロードしたソフトを起動してあらかじめスマホとPCを接続した状態で
申請用総合ソフトの署名付与をクリック
すると、うまくできました。

先にソフトの署名付与を押してもすぐにエラーが帰ってきてしまうので注意!

なんやかんやで、1/29に申請をして、
途中補正申請がありながらも
2/6には無事に手続き終了しました。

不動産登記:住所変更を自分でやってみてよかった点・メリット

費用が節約できる

司法書士に依頼した場合、依頼料として1~2万円が相場らしい。
今回、手続き費用2000円&レターパック往復分で済んだので節約できました!

約1万円浮いたとして、この手続きにもしも5時間かかったとしても時給2000円。
ソフトのインストールとか含めてもそんなにはかからないので、よかったかと。

逆に自分の時間価値が時給4~5000円以上あると思う人は、依頼したほうが良いかもしれない。
司法書士探して、必要な書類渡したりしてたら結局時間もかかっちゃう気がするけど。。。

登記の仕組みがわかる

仕組みという言い方が正しいかわからないけど、
世の中でどういうものがどういう管理されているか、知っておいて損はないと思っている。

住民票コードなんて存在意義がわからなかったものも、こういう申請でたびたび出てくるので
活用方法があるんだなあと感心。
(でもマイナンバーで代用できるようになってほしい)

不動産登記:住所変更を自分でやって感じたイマイチな点・デメリット

複雑難解

オンライン申請での専用ソフト等のインストールや、
申請記載の難しさとか
共有名義の書き方の例なんかがないところ等

難しすぎる!

調べるのにやたらと時間がかかる。。
私はすごく参考になるサイトを見つけられたからなんとかなったけど
このサイトが見つからなかったら、さらに何時間もかかったかもしれない、、



まとめ

自分でやれば司法書士への依頼料がかからなくて安くすることができる!

知らなかったことを色々知れて勉強になる!

専用ソフトのインストールやID登録。
申請方法も複雑なので、根気とやる気が必要

  • この記事を書いた人

おこげ

アウトドアはキャンプやロードバイク、インドアはボードゲームが趣味。 よろしくお願いします。

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