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趣味「サイクルロードレース観戦」がおすすめ!見方や簡単な解説も!

こんにちは

今回は自称多趣味のおこげが、サイクルロードレース観戦についてご紹介!

ロードバイク乗ってるけど、自転車競技見たことない!

こっこ
こっこ
おこげ
おこげ

それはもったいない!スポーツ自転車乗ってる人は絶対楽しめるのでおすすめ!
自転車乗っていなくても、スポーツ観戦好きな人とかはハマる可能性あり!

観戦歴今時点で1年だけど、布教したいので記事書きます!

サイクルロードレース観戦とは

主に海外でやっている自転車レースのこと。
ジャンル的にはスポーツ観戦!

世界で一番有名なレースは「ツール・ド・フランス」。名前くらいは聞いたことあるんじゃないだろうか。

自転車レースにも競技場でやるトラック競技と、屋外の一般道路を走るロードレースがあるんだけど
今回お勧めするのは屋外のロードレース!

陸上競技でも、例えば長距離走でトラックを何周もする1万メートル走やリレー競技と、
路上を走るマラソンや駅伝があるけど、そんな感じで路上のほう。


基本的なルールや戦略

基本的なルール

コースの距離としては100~250kmくらいが主流。
全員ヨーイドン!で距離を走り、一番早くゴールした人が勝利!

海外のレースでは10~20チームくらいが競い合う。
レースの種類によるが、1チーム5~8人くらいが同時に出走して、コース上には100人以上が同時に走るレースが多数。

知っておくと良いルールや、ポイントとして

・自転車の規定がある(各パーツの大きさや重量等)
・1レース5~6時間とか走る
・レース中に食事や水分補給をしまくる
・公式のサポートカーや、チームカーと呼ばれるチームの車が並走し、補給食等をレース中に受け取る
・レース中に上記の車を風よけに使うのを禁止

↑あたりがポイントだろうか。

基本的な戦略

車を風よけにして走るのは禁止だが、ほかの選手を風よけに使って走るのはOK!(但し、タイムトライアルと呼ばれる競技では禁止のことが多い)

この、敵味方含めた他の選手を風よけに使うのがめちゃくちゃ重要な戦略になる!

スポーツ自転車に乗ってるとわかるけど、誰かの後ろについて走ったり
車の後ろを走ると、前面から受ける空気抵抗が減って、めちゃくちゃ走りやすくなる!

(ロードバイク走ってる時の抵抗は、空気抵抗がほとんど)

なので、選手は道中の空気抵抗を減らして楽して走り、いかに余力を残してゴール前のラストスパートに臨めるかが重要になってくる。
また、空気抵抗を減らすだけじゃなくて、飲み物食べ物補給のタイムロスなんかも最小限にしなければならない。


そこでレースによっては1チーム最大8人くらいいるんだけど、
エース1人を勝利させるために、残り7人はアシストとしてエースのサポートに徹する

エースが風にあたらないように、エースの前をゴール前のラストスパートまでアシストで固める!

集団後方にいるサポートカーに補給食を取りに行くと、再度集団に戻るのに疲れてしまう。
なのでご飯を取りに行くのもアシストの仕事!

おこげ
おこげ

エースはチームの中で守られて王様的存在!

チームのアシストは、エースの勝利のために使い捨てのような存在、、
しかし逆に言うと、エースの勝利のために全員に役割がある!

チームはエースのために、エースはチームのために勝利を目指す!

レースの種類

基本的なレースの種類をご紹介!

レースの種類:ワンデーレース

その名の通り、1日で勝負が決するレース

ヨーイドンでスタートして、その日一番早くゴールに到達した人が勝利!

だいたい上位3人が表彰台で大々的に表彰される。


クラシックレースと呼ばれる、毎年実施される歴史あるレースや、
世界選手権やオリンピックのロードレースなんかも1デーレース。


距離は長めの200km以上で、途中に山あり谷ありの過酷なコースレイアウトが多い。


レースの種類:ステージレース

1日間ではなく、1週間や長いもので3週間程度レースをして、全レースの総合タイムが最も短い人が優勝するというレース。

有名なツール・ド・フランスなんかは21ステージくらいあって、
その中には平坦なステージや、山岳ステージ、後述のタイムトライアルなんかがあって、総合的に早い人が勝利する!


最も早かった人は総合優勝と呼ばれ、一番評価されるのだがそれ以外にも


・山岳賞・・・コースの道中の、峠の頂上に設定された山岳ポイントの通過順位によって山岳ポイントがもらえ
全レースを通じて一番ポイントが多い人が表彰される!

 
・ポイント賞・・・コースの道中の、平地に設定されたスプリントポイントの通過順位によってスプリントポイントがもらえ
全レースを通じて一番ポイントが多い人が表彰される!


・ヤングライダー賞・・・既定の年齢以下(25歳以下とか)で総合タイムが一番良い人

といった形で表彰される!
また、各表彰にはそれぞれ独自のサイクルジャージがあり、その日時点で最もトップな人がそのジャージを着て次のレースを走ることができる。

総合優勝以外の争いもあり、1レースで2度楽しい!

おこげ
おこげ

グランツールと呼ばれる3大有名ステージレースがあって、
ツールドフランス、ジロデイタリア、ブエルタエスパーニャ
がある。この3つの勝利は別格!


レースの種類:タイムトライアル(TT)

これは集団でレースをするわけではなく、1人ずつスタートして時間を競うレース
距離は10km~50kmくらいが多い。

おこげ
おこげ

わかりやすく言うとマリオカートのタイムアタックみたいなもの

集団で走るレースは、ゴール前スプリントの一瞬の力が重要なことが多いんだけど
このタイムトライアルでは独力で走り続ける力が重要

必要な力がちょっとだけ違う。


あと、1分おきとかに選手がどんどんスタートするんだけど、
前の選手に追いついても、前の選手の後ろについて風よけに使うのは禁止!っていうちょっと他のレースと違うルールもある。


このタイムトライアル、先ほど書いたステージレースに組み込まれることも多い。
ステージレースで総合優勝するためには、タイムトライアルも早くなければならない!

このタイムトライアルがめちゃくちゃ得意な選手もいて、TTスペシャリストとか呼ばれる。

観戦を楽しくするポイント:推し選手

好きな選手ができると、観戦は楽しくなる!
好きな選手以外の選手もわかってくると、観戦がもっと楽しくなる!

ということで超有名で選手たちを紹介!

タデイ・ポガチャル(UAE チーム・エミレーツ)

スロベニア出身、1998年生まれで若いのに化け物なポガチャル選手。
2020年、2021年と最高峰のレース、ツールドフランスで総合優勝した!若いのに化け物的な成績を残している!
2022年のツールドフランスも惜しくも2位。

ヤングライダー賞の対象となる年齢なので、優勝できなくてもヤングライダー賞はいつもポガチャル。。。
上記インスタの写真はツールドフランスのヤングライダー賞ジャージの姿。


タイムトライアルとかも早いけど、特に山岳が得意な選手!
調子がいい時の山でのアタックは他の追随を許さない!

婚約者もサイクルロードレース選手で、時折話題になる!

UAEを拠点とするUAEチームエミレーツというチームに所属。
チームの使用自転車はコルナゴ

ワウト・ファン・アールト(チーム・ユンボ・ヴィスマ)

ベルギー出身の選手。
シクロクロスというオフロードで自転車を担いだりしながら険しい道を走る競技で2016~2018年に世界チャンピオンになった選手。
2018年からロードレースの世界に挑戦したら、このロードレースでも大暴れ中!

上記インスタの写真はツールドフランスのポイント賞緑ジャージの姿。

身長190cmのパワフルな走りで、2022年ツールドフランスではポイント賞獲得!
その他いろいろなレースで大暴れ!

基本的に体が大きい選手は、平地の短距離スプリントが得意な選手が多く、山が苦手な選手が多いんだけど
ワウトは山でも平地でもタイムトライアルでも強くて、脚質ファンアールトと呼ばれるくらいのオールラウンダー・・・!

オランダを拠点とするチームユンボビスマというチームに所属。
チームの使用自転車はサーヴェロ

新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)

ワールドチームという、最上位カテゴリー最高峰のレースで活躍する唯一の日本人!
チームのエースではないんだけど、素晴らしいアシストとして多くのレースで活躍している!

ワールドチームクラスではアシストだけど、2022年のロードレース日本選手権では優勝!
2022年後半~2023年前半では日本チャンピオンジャージで走る新城選手が見れる!

おこげ
おこげ

各国でその国の選手権大会があり、そこで勝利するとチャンピオンジャージがもらえる。
そうすると1年間別のレースでもその国のチャンピオンジャージが着れるのだ。

バーレーンを拠点とするバーレーンヴィクトリアスというチームに所属。
チームの使用自転車はメリダ

観戦を楽しくするポイント:推しチーム

プロ野球でいうと読売ジャイアンツや、阪神タイガースみたいな、贔屓球団があると観戦が楽しい。
ロードレースでもそれは同じ!


国や企業や、使用バイク等で応援するチームを決めてみてはいかが!?

先ほど紹介した選手が所属するチーム以外をちょっとご紹介。

おこげ
おこげ

ちなみに、自転車チームはスポンサーがすごく変わるので、来年には一部チーム名が変わってるかも。

クイックステップ・アルファヴィニル

ベルギーを拠点のチーム。
チームの使用自転車はスペシャライズド

強豪チームで、オオカミの集団のような強さからウルフパックと呼ばれている!



2021年世界選手権を制して、世界選手権を2連覇中のジュリアン・アラフィリップ選手や

2000年生まれで若いのにすごい総合成績を残しまくるレムコ・エヴェネプール選手、

圧倒的なスプリント力で数々の勝利を築き上げてきたベテランマーク・カヴェンディッシュ選手と

強い選手がたくさん!強豪チーム!

イネオス・グレナディアーズ

圧倒的なチーム力を誇るイネオス

イギリスを拠点のチーム。
チームの使用自転車はピナレロ

2022年のツールドフランスでも、チームの総合成績で優勝!(1人の総合成績じゃなくて、チームとしての総合成績)

グランツール優勝者も数多く在籍し、ゲラント・トーマス、エガン・ベルナル、リチャル・カラパス、テイオ・ゲイガンハート
とエースがいっぱい在籍!

総合表彰台にはだいたいイネオスの選手がいるといっても過言ではないかもしれない・・・!


タイムトライアルで圧倒的な成績を残しているフィリッポガンナ選手なんかもいる!
193cmの長身ですごく力強い走りをする!かっこいい!個人的に好き!トラック競技でも活躍してる選手!

チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ

オーストラリアを拠点とする唯一のチーム。このアイデンティティを守るために、
スポンサー探しは買収されないところを探すなど、チームの経営は苦労してるとか。

チームの使用自転車はジャイアント
ロードバイクじゃなくても手が届きやすいクロスバイクやミニベロも作ってるので知ってる人は多い自転車メーカーでは?

双子で活躍するサイモン・イェーツ選手(双子のアダム・イェーツは数年前に移籍してイネオスに)
スプリンターとして定評があるマイケル・マシューズ選手やディラン・フルーネウェーヘン選手なんかが所属!


観戦方法

残念ながら地上波ではやっていない。

スカパーやケーブルテレビ、オンデマンドで提供されているJスポーツがおすすめ!
国際映像に日本語解説&実況があって、独特のゆるい空気感でたのしい!


他にも配信してるサービスはあったりするけど
グランツールや有名クラシックレースが配信されているのはJスポーツが今一番多い。

私はJスポーツオンデマンドのサイクルスポーツパックを契約して、
AmazonのFireTVスティックのJスポーツアプリを使って、テレビの大画面で楽しんでます!


サイクルロードレース観戦の魅力

アタックや、ゴールスプリントが面白い

退屈な時間帯も多いロードレースだけど、アタックの瞬間は面白い!

アタックは、集団の中から飛び出して先行すること。
集団で走っていると楽ちんだけど、ゴール直前まで集団でいると
集団でゴール前にいくことになり、ラストスパートの大集団スプリント勝負になる。

そうなると、スプリントが得意な選手が有利なんだけど、
スプリントが得意じゃない選手も勝つために、逃げ切りであったり、集団を小さくすることに何度も挑戦する。

それがアタック!

アタックに人がついて行って、大集団の前に小さな集団ができたり
1人や2人の逃げができたりする。

でもゴール近くなって大集団のペースが上がって、逃げが失敗したりと
そういう展開が見てると面白い!

あと、ゴール前のスプリント勝負ももちろん楽しい!

例えば残り500mで先にスパート仕掛けると、誰かが後ろで楽してついてきて
あと50mとかで逆転されるなんてのもある。

でもスパートかけるのが遅すぎて、最初に残り100mでスパートかけた人が優勝したり。

6時間レースして、1着と2着の差がタイヤ1つ分みたいなことはめちゃくちゃ多い!
でもそのタイヤ1つ分が、6時間分の戦略差が凝縮された結果なのだ・・・!

最初は、

なぜこの選手はこんなに序盤で頑張るの?
なぜこのチームはアタックを無視して、自分たちのゆっくりペースで走ってるの?

っていった疑問だらけなんだけど、見てるうちにわかってくる。

戦術解説記事も別で書いてみたい。

美しい景色が楽しめる

ロードレースは空撮がめちゃくちゃ多い。
ずっとヘリ飛ばしてる。景色見てるだけでも楽しめる。

そして、いろいろな観光スポットが映ったり、雄大な景色が素晴らしい。

ツールドフランス最終日は凱旋門やルーブル美術館の中を通る!すごい!

これ以外にも、お城の前がタイムトライアルのゴール地点だったり、
日本では見れないような景色があって楽しい。

東京オリンピックでは、神社の中をコースのパレード区間に設定されていたけど
そんな感じで各国の各地方の有名スポットの近くはコースによく設定される!

実況・解説や放送のノリが緩い

6時間あるロードレース、その後半3時間だけを放送とかが多いのだけど
それでも3時間ある。

平坦ステージなんかは展開があまりなくて、ずっと大集団でいて、ゴール前だけ盛り上がることもしばしば。

Jスポーツはそれにも対応できるように?実況と解説がすごく緩い

基本的に放送の内容以外のことをしゃべっているといってもいいw

基本的に解説が自転車競技者経験者の方で、レースの裏側の内容をめっちゃしゃべってくれる。

レース中のトイレであったり、チームからの無線の指示の内容であったり、
海外で苦労した思い出話とか、最近の自転車業界の流行りとか

それが見るほうも緊張感なく見れるので個人的には好き。


BGMで音楽を流すように、だらだらと自転車競技を流す。

なかなかいいですよ?

おこげ
おこげ

たまに行き過ぎてほんとにテキトーすぎる解説だったりするので
好き嫌いは分かれるかも?

さらに楽しむために

選手名鑑

選手がわかるとすごく楽しい!

チクリッシモという雑誌で選手名鑑があるのでおすすめ!

選手が多すぎて覚えるの大変だけど、
サイクルロードレースは40歳になってもやってる選手がいるくらい選手寿命は長め。

選手寿命が短いサッカーとかよりは、覚えなおしが少ないかも?

実際に自転車に乗る

この人たちは平均時速50kmとかで平地を走り、
20kmとかで山を登る。

このすごさを体感するには自転車に乗るしかない・・!?

私のような素人は平地30km巡行でもすぐにヘトヘトになります。。。


まとめ

レースは1日単位のワンデーレースと、ステージレースがある

選手やチームがわかると観戦が楽しくなる!

ゆるく観戦できるので、垂れ流しスタイルで見るのがおすすめ!

おこげ
おこげ

みんなも見ようロードレース!

  • この記事を書いた人

おこげ

アウトドアはキャンプやロードバイク、インドアはボードゲームが趣味。 よろしくお願いします。

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